美容室のカラー剤はどのように違うのか?

ひとことでカラー剤といってもメーカーさんの特性(彩度が高い)や強み(ツヤが出る)など様々な種類があります。
SUMI 美容室では約10種類ほどのメーカーさんのカラー剤を取り扱っています。
それらの中から、お客様のベースの髪色や希望の色に対して、絵を描く時の絵の具のように、あの色この色とチョイスし調合して施術しています。

同じ薬剤でも暗い茶色のキャンバスに絵の具を塗るのと明るい黄色いキャンバスに絵の具を塗るのが違うように仕上がりは全く違います。
また、サラっとしたツヤのある質感の紙とザラつきのあるマットな質感の紙に色を塗るのが違うように髪質でも仕上がりは変わります。直毛、くせ毛による発色の違いなどです。

明るくなりやすい髪質の方や、明るくなりにくい髪質、すぐ黄色っぽくなる人、赤っぽくなる人と様々です。

その中で、最適な薬剤をチョイスしていくのでとても奥深く、昔からカラーが好きです。
くどくなるので直接お客様にはあまり多くは語りませんが…

グレーカラーと言われる白髪染めも進化していて、以前は濁りがある色味(白髪と黒髪のコントラストをぼかす為)が当たり前だったのが濁りの少ない白髪染めが出てきて、白髪染めでも透明感のあるカラーができようになりました。

ファッションカラーと言われるおしゃれ染めでも、近年のアッシュブームからいろんなメーカーさんからブルー系のカラー剤が発売されていて、SUMI 美容室では薬剤をアップデートすべく色々と試しています。

それがこちら

美容師さん向けに少しだけ

この3つの薬剤は上から

THROW スロウ Blue ブルー

ORDEVE Addicthy オルディーブ アディクシー 3Sapphire 3サファイア

PRIMIENCE VIBRANT プリミエンス バイブラント EB5

となっています。

色の濃さだけを見ると

PRIMIENCE EB5>THROW Blue > Addicthy3Sapphire

しかし、THROW とAddicthyは、パープル味を感じるのでハイトーンには使い勝手が良いと思います。

このように、毛束で薬剤のティント(色味)、深さを見てメーカーさんの特性を理解してから良いモノをどんどん取り入れています。

ご参考に。

SUMI美容室
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