市販のヘアカラー剤と美容室のヘアカラー剤の違い

市販のヘアカラー剤は髪の毛が痛む!?

そんな話を聞いた事がある方も多いと思います。

しかし実際なぜ市販のヘアカラー剤が痛むのかを知っている方は少ないのではないでしょうか?
市販のヘアカラー剤と美容室のヘアカラー剤の違いを知る事で、うまく活用できる場面もあるかもしれません。

市販のヘアカラー剤と美容室のヘアカラー剤の違い

そもそもどのような点が違うのか?

市販のヘアカラー剤は誰でも簡単に染められるように作られている

これはヘアカラー剤のメリットでもありデメリットでもあります。
誰でも染められるという事は、髪の毛が太い方、細い方、黒い方、明るい方、くせ毛の方…それぞれに平均的な仕上がりになるようにヘアカラーの薬剤が作られています。
必然的に薬剤のパワーが強くなってしまいます
ここがポイントで、髪の毛が細い方や明るい方には通常薬剤のパワーが必要なくても、市販のヘアカラー剤では選択肢がありません。
よって髪の毛に過剰な負担がかかってしまいます。

美容室のヘアカラーだと薬剤のパワーバランスを細かく変える事ができるので、お一人お一人に合ったヘアカラーの薬剤選定ができます。

アルカリが残留してしまう

ヘアカラー剤は基本アルカリ性なのですが、市販のヘアカラー剤だとヘアカラー施術後も髪の毛にアルカリ成分が残ってしまう事により髪へのダメージが進行してしまいます。

髪を染めたては気にならなかったけど日に日に髪がバサバサになった経験のある方は、このアルカリ成分が残留していることが原因の1つに考えられます。

SUMI美容室では極力アルカリ剤が髪に残らないようケアをしています。
ヘアカラーの薬剤にも工夫をしているので、ヘアカラーをした方の髪の質感は良くなります。

市販のヘアカラー剤をうまく使いこなす

顧客様の中にも白髪が気になって
SUMI美容室でヘアカラー➡︎ご自宅で市販のヘアカラー➡︎SUMI美容室でヘアカラー
のように合間でうまく市販のヘアカラーをされている方も多くおられます。

その時に注意しないといけないのが、
気になる白髪の部分以外は、ヘアカラーの薬剤をつけない事!
無理に髪全体を染めようとするとどうしても前回染めた髪の毛の部分まで薬剤が付いてしまう事は否めません。
なので、たとえヘアカラー剤が余ったとしても、気になるトップ、顔まわりのみ染めるようおすすめしています。

白髪でお悩みの方はこちら

また、どうしても時間がなく市販のヘアカラー剤で黒染め(白髪染め)等しないといけなくなってしまった場合、
髪の毛を濡らした状態で薬剤を塗りましょう!
髪の毛が濡れている状態はキューティクルが開いている状態なので、ヘアカラーの薬剤がスムーズに内部に浸透していきます。
しかし、乾いている状態だと、ヘアカラーの薬剤の力でキューティクルを開いていく事になるので髪の毛に負担がかかります。しかも塗布ムラにもなりやすいです。

「濡れている状態でちゃんと髪の毛が染まるの?」
と思う方もおられるかと思いますが全く問題ありません。
乾いている状態よりもメリットの方が多いです。

ご参考に。

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