「ヘアカラーは痛むからマニキュアにしようか…」
「ヘナってどうなの…?」
白髪染めされている方なら1度は考えたことあるのではないでしょうか?
ヘアマニキュアは痛まないのか?
風の噂でヘアマニキュアは痛まないって聞いたことある方もおられるかもしれません。
そもそもヘアカラーとヘアマニキュアはどこが違うのか?
難しいことは省略して簡単に説明します。
ヘアカラーはアルカリ性・ヘアマニキュアは酸性
通常髪の毛の状態は中性です。
ヘアカラーすることでアルカリ性、ヘアマニキュアすることで酸性に偏ります。
髪の毛にとって良い状態は中性なので、アルカリ性に偏ることも酸性に偏ることも良い状態ではありません。
つまり、ヘアマニキュアで髪の毛が痛まないわけではありません。
では、ヘアカラーとヘアマニキュアは何が違うのか?
それぞれのメリット・デメリットについて簡単に説明いたします。
【ヘアカラーのメリット・デメリット】
ヘアカラーは髪の毛の内部に作用するので、明るさや色味の幅が広く、希望の明るさ・色味に仕上げることが実現しやすい。
白髪が気になる方も根本からしっかり染められ、暗くも明るくもできるので幅広く対応できます。
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ヘアカラー剤にはジアミンという成分が含まれているので、頭皮が痒くなったり荒れる人が稀におられます。
ブリーチ等何度もヘアカラーを繰り返すことで髪の毛に対する負担も大きくなります。
最近ではヘアカラーのダメージを約90%カットできる薬剤が出てきて、SUMI美容室ではヘアカラーされる全員の方にその薬剤を使ってヘアカラーさせていただいています。
多分同じものを扱われている他店では+2000円ほどで施術されていると思います。
【ヘアマニキュアのメリット・デメリット】
ヘアマニキュアは主に髪の毛の表面、キューティクルに付着することで色が定着します。
その為、黒い画用紙に色をのせるイメージと同じで明るくすることはできません。白髪にはそのままマニキュアの色が付着します。
また、髪の毛をコーティングしている為、髪の毛にハリコシがない方にはハリコシが出たように感じられる効果もあります。その逆も然り、ごわついたと感じる方もおられると思います。
また次回別の色にヘアカラーで明るくしようと思ってもならない場合があります。
ヘアマニキュアは頭皮に付かないようにしないといけない
ヘアマニキュアは頭皮についてしまうとなかなか取ることが容易ではない為、塗布する時に必ず5mm程度地肌から離して塗布をします。
これは頭皮に負担がかからない反面、どうしても根本からしっかり色をのせることができない為、白髪がすごく気になる方には不向きかもしれません。
自分にはヘアカラーとヘアマニキュアのどちらが合っているのかわからない方は一度信頼できる美容師さんに相談してみましょう!
ヘナってどうなの?
ヘナに興味を持たれた方は、いわゆるオーガニックな自然由来成分なものを求められている方か、アルカリやジアミンが頭皮に合わずに路頭に迷われた方かと思います。
基本的にヘナは植物の色素によって染めるので頭皮、髪の毛に対して優しいとされています。
しかしヘナ単体のみだと白髪の髪の毛はオレンジ色にしか染まりません。
そこでジアミンという成分を混合してブラウンの色味にしたり定着を良くしたりします。
ヘナ単体だとかなりの時間放置しないと色が乗らないのですが、ここでもジアミンが一役買っています。
ジアミンがあることで放置時間も短縮できます。
つまり、頭皮が敏感な方はヘナでもノンジアミンなヘナじゃないと痒くなる恐れがあるので注意が必要です。
単純に髪の毛に対する負担で言えばヘアカラーやヘアマニキュアよりは負担が少ないと思います。
しかし色味等の弊害があるのもお忘れなく。
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